バイオ炭とは?
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バイオ炭とは
熱焼しない水準に管理された酸素濃度の下、
350℃超の温度でバイオマスを加熱して作られる固形物
木や竹、もみ殻、家畜ふん、下水汚泥などバイオマス(生物由来資源)を原料にした炭のことです。
バイオ炭を農地に施用することで炭素貯留強化と土壌の健全化を図ります。



炭素貯留量
炭素貯留量=プロジェクト実施後のCO2貯留量-プロジェクト実施によるCO2排出量
※ベースラインのCO2貯留量は、農地にバイオ炭が施用させなかった場合の貯留量とするため、0となります。
計算例
65.75トン(籾殻炭)
×0.42(固定炭素)
=27.615トン(炭素貯留量)
期待できる効果

土壌の
透水性

保水性

通気性の
改善
土壌に生息する有用微生物がバイオ炭を介して
植物根に共生し、成長を促します。
籾殻(廃棄物)を活用した理想モデル


脱炭素社会に向け
農業分野の「切り札」を担う
「高機能バイオ炭」
バイオ炭+有用微生物=高機能バイオ炭
2018年10月6日の気候変動に関する政府間パネル(IPCC総会)では、
(従来の堆肥など有機物投入による)
土壌炭素隔離とともに、
バイオ炭は低コストで実現可能な「二酸化酸素除去技術」として明記されました。
弊社は、この「二酸化炭素除去技術」をさらに進化させ、
従来のバイオ炭に比べて優れた土壌改良効果を発揮しながら、
CO2排出量の削減に寄与する「高機能バイオ炭」の開発に取り組んでいます。
この高機能バイオ炭を活用することで、
農地への施用によるJ-クレジット申請を目指す農業者様や、
カーボン・オフセットの取り組みを検討している企業様の目標達成を支援します。
弊社は、CO2の排出を抑え、
持続可能な未来を実現するための具体的な一歩として、
この技術を国内外問わず広めていきたいと考えています。
弊社が開発した製品
従来の生成方法よりも低コストで
安全にかつ効率的に産業資源を生成します。

■ 電子イオン分解を活用した設備のため、従来の単純な燃焼式よりも、早く、簡単に炭化できる
■ 臭いや煤の排出が非常に少なく、周辺環境の影響が低減されている
■ 連続式なので基本的ワンオペレーションで製造が可能
■ 製造を連続することで、籾殻の自燃温度を活用でき、電力の消費を抑えられる
ダウンロード用資料
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