加水分解技術応用原理プロジェクト
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加水分解を応用した技術で「水」「臭」を変える
私たちはMACRO EHP(Electrolytic high-pressure processing)を用いて、加水分解を応用した技術で、水質改善・臭気改善の効果を実証しました。
加水分解とは
加水分解とは、反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応のことを指します。ボイラーで発生させた蒸気を圧力容器内に注入し、圧力・約2~3Mpa、温度・約200~300℃の環境を作り出します。
わが社の加水分解処理に使われる天然配合資材には、鉱物由来資材(蒜山黒ぼく土)・植物性由来資材(もみ殻等)・地場の家畜排せつ物等を使用しており、抽出された「天然の抽出成分」は環境に悪影響を与えず、人体にも優しい成分です。
加水分解処理時に発生した蒸気が「超濃縮環境保全成分」となり、土壌改良材として利用できます。また、希釈することで消臭効果を得られ、必要に応じて乾燥資材を天然抽出成分に加えれば水質改善資材にも利用できます。加水分解から抽出された「環境保全成分」の作用は、バクチャー(微生物活性材:自然界が本来持っている微生物の力を劇的に活性化させる)に似ていますが、あらゆる分野でバクチャーの効果越えを実証しています!
臭気改善について
加水分解で抽出された天然の成分を土に混ぜ込むことで、家畜農場のキツイ臭いを完全に消臭する実験に成功しています。
従来ではデータが羅列するだけだった臭気指数を、測定場所ごとにマッピングすることでデータを「見える化」しさらに臭気改善を行います。わが社の臭気モジュールを活用することで、臭気指数が高まっている場所に消臭成分を噴霧できるようになり、より高い精度の臭気改善を効率よく行うことができます。
水質改善について
抽出された「環境保全成分」(必要に応じて乾燥資材を加える)を水に加えることで、汚染物質を分解し水質汚濁を改善できます。わが社の天然配合資材から抽出された「環境保全成分」は環境に悪影響を与えません。
成分の検証については、岡山リサーチパークにある研究所でTOKIYA PLAS様とわが社が共同研究を行い、県の工業試験センターにて成分分析を実施しました。天然配合資材から加水分解処理によって生成された環境保全成分はあらゆる分野でバクチャーの効果を越えていることが検証されています!
堆肥化プロジェクト
馬糞を利用した堆肥で、硝酸イオンを抑え、抗酸化力を高めた作物の育生に成功しています。日本の流通している作物は、EUと比べ硝酸イオンの基準が高いままの状態です。ジェネスラボでは、医学的に裏付けられた安心・安全で健康な食の未来を創るお手伝いをしています。
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